【オリックス・バファローズ：福田周平選手】 野球との出会いからBEN GENERALの魅力に触れる

BEN GENERAL（ベンゼネラル）とアドバイザリー契約を結び、2022年にグラブ賞を受賞した経験を持つ、オリックス・バファローズの要として活躍する福田周平選手。

野球との出会いからBEN GENERALの魅力や、2025シーズンに向けた抱負などについてお聞きしました。

兄の影響を受け野球と出会う

野球を始めたきっかけは、8歳上の兄の影響でした。物心ついた頃から、両親と一緒に兄の試合を見に行くような環境で育ち、自然と幼稚園の頃から野球を始めていましたね。

小学校に入学してからは本格的に野球に取り組むようになりました。

その頃からプロ野球の試合をTVでよく見るようになり、「いつかはあの舞台でプレーしたい」という夢が芽生たのもその頃です。

高校・大学を卒業後は、社会人野球の道を選びました。社会人2年目にプロ入りを目指していたものの、ドラフトでの指名は得られませんでした。

その時の悔しさと落胆は今でも忘れられません。

個人的には翌年がラストチャンスだと決めていました。もし指名がなければ諦めようと考えていましたが、幼い頃からの夢であるプロ野球選手をどうしても諦められなかったんです。

「とにかくやり続けるしかない」という強い思いで挑戦を続けた結果、2017年に念願のプロ入りを果たすことができました。

もっとも、喜びはほんの一瞬で、すぐに「ここからが本当の勝負」という強い気持ちに切り替わったのを覚えています。

プロ入り後は様々な経験をしましたが、特にコロナ禍の影響は大きかったですね。

これまで応援してくれた多くのファンの前でプレーできなくなったことは、大変ショックでした。

観客の声援があることでモチベーションは大きく変わりますし、応援の存在で選手生活の充実度が全く違うものだと痛感しました。

だからこそ、ファンの皆さんの前でプレーできることの幸せを日々実感しています。

BEN GENERALとの出会いから共感へ、スポーツを通じたブランドの魅力発信

BEN GENERALの存在は正直、最初は全く知らなかったんですよ。知るきっかけとなったのは、代表を務めるクマカン（熊本浩志氏）との出会いでした。

何度かお会いするうちに、クマカンの雰囲気や大人の男性としての魅力、ファッションセンスに強く惹かれたんですね。

だから自然とクマカンが手掛ける、BEN GENERALというブランドにも興味を持つようになりました。

クマカンはスポーツビジネスを通じて、人々に感動や喜びを与えたい、さらにスポーツの力で社会をより良くしたいという強い想いを持っています。

私もそのビジョンに深く共感し、結果としてBEN GENERALのパートナーになりました。

2022年にリーグ制覇、日本一、ゴールデングラブ賞を受賞。そのプレーを支えてくれたBEN GENERALのギア

私がBEN GENERALと契約を結んだのは2022年のことで、当初からグラブやスパイク、バッティンググローブなど、野球に必要なギアを提供していただいています。

BEN GENERALは歴史のあるブランドなので、中畑さんや真弓さんといった世代の監督やコーチ陣からは、「懐かしいね」と声をかけてもらうことが多かったです。

一方で、現役選手の間ではBEN GENERAL自体を知らない方も多いですね。だからこそ「そのメーカーは何？」と聞かれることも多く、逆に興味を持ってもらえる機会も増えました。

2022年はチームとしてリーグ優勝を果たし、日本一にも輝くことができました。個人的にもゴールデングラブ賞を受賞でき、最高の一年だったことを覚えています。

2024年シーズンから使用しているギアは、機能性もデザイン性においても非常に満足しています。そのため、2025シーズンも一部のギアを引き続き使用することを決めました。

デザインと機能が融合された、手に自然と馴染むグラブ

BEN GENERALのグラブを初めて手にしたとき、それまで使っていたグラブよりも軽く、手に自然と馴染む感覚がありました。使いやすさという点でも、これまでのグラブと比べて格段に良いですね。

実は、使用しているグラブのサイズは、外野手としてはやや小さめなんです。その理由は、もともと内野を守っていたこともあり小さいサイズのグラブの方が個人的には使い慣れており扱いやすいためです。

素材はBEN GENERALオリジナルの制菌加工を施した革を使用しており、カラーはブランドカラーのカーキを使用している点がポイントです。

自分自身もカーキが好きな色で、あまり見かけない色味なのでとても気に入っています。

デザイン性の高い道具を使うと自然とモチベーションも上がるので、2025シーズンも引き続き使用することを決めました。

パフォーマンスを支える軽快な履き心地を実現したスパイク

BEN GENERALのスパイクで気に入っている点は、抜群の軽さです。さらに、シグネチャーロゴがデザインされているので、とても愛着がありますね。

フィット感も素晴らしく、ブカブカすることなく足にしっかりとフィットするので、プレー中の安定感が格段に向上するのを実感しています。地面を確実に捉えるグリップ力も備わっていて、思い切った動きができるのは本当に心強いですね。

プレーをする上で軽さとフィット感は非常に重要なので、魅力的なスパイクを提供してくれるBEN GENERALには、本当に感謝しています。

ダブルベルト仕様による優れたフィット感が魅力のバッティンググローブ

バッティンググローブの最大の魅力は、ダブルベルト仕様による優れたフィット感です。

一般的なバッティンググローブってシングルベルトが主流なんですけど、個人的にはフィット感を重視したいのでダブルベルトになっている点はすごくありがたいです。

特に最後の締め付けで小指までしっかりとホールドされる感覚があり、使用感が格段に向上していると感じています。

デザイン面では、自分好みのカーキとゴールドを組み合わせた落ち着いた配色が気に入っています。グラブ同様に、他社ではあまり見かけない配色なので気分が上がりますね。

いくつかのカラーバリエーションを用意していただきましたが、中でもこの配色が一番しっくりきました。

大人っぽい色合いでありながら、手に馴染みやすいところも魅力です。 特にカーキの色味は、加工の仕方によって生まれる独特の質感と相まって、とても魅力的です。

ファンへの感謝を忘れずに日々の努力とプレーで恩返しを目指す2025シーズン

何よりも大切にしているのは、怪我なく試合に出続けられる選手であることですね。プロ野球はファンの皆さんの存在があってこそ成り立っているので、喜んでもらえるようなプレーをするのが大前提だと考えています。

せっかく応援に駆けつけてくださった方々がいるのに、自分が出場できないのは本当に残念です。だからこそ、できるだけ多くの試合に出場し、常に良いコンディションを保つことを第一に考えています。

日々の野球を心から楽しみながら、がむしゃらに取り組んでいきたいですね。ファンの皆様に自分のプレーを通じて喜びを感じていただけるのは、私にとって何よりの幸せです。これからも魅力的なプレーでその思いに応えていきたいと思います。

現在、野球に取り組むこれからの若い世代へ。楽しむ心が成長の源

野球に限らず、どんな分野でも大切なのは全力で取り組むことだと思います。ただ「上手にこなす」ことだけを目指すのではなく、まずは心から楽しむ姿勢を大切にしてほしいですね。

私自身、小さい頃から練習を積み重ねてきました。
クタクタになるまで野球に打ち込んできたんですが、振り返ると身体的な成長という面では、思ったほど伸びていないなと個人的には感じているんです。

だからこそ、これから野球を続けていく子どもたちには、しっかり栄養を摂り、十分な睡眠をとってコンディションを整えることを心掛けてほしいと考えています。

常に体がクタクタの状態では、本来の力を発揮しきれないこともあると思うんですよ。毎日フレッシュな状態で過ごすほうが、結果的に上達につながるはずです。

ついつい成果ばかりを追い求めがちですが、まずは野球を純粋に楽しんでもらいたいと思いますね。そうした姿勢で取り組むことこそが、最終的には良い結果をもたらすのではないかと思っています。